独身税を提案したかほく市ママ課とは?導入国ブルガリアでの結果も調査!

突然ですが、皆さんは結婚していますか?

独身だという方、結婚する予定はあるでしょうか?

かくいう僕も独身で、結婚の予定もありません(彼女すらおりません泣)

そんな独身者が心配になる事が浮上してきました!

石川県の「かほく市ママ課」が「独身税」を提案し、財務省の阿久澤孝主計官に創設のお願いをしたというのです。

独身税…つまりは独身者に掛けられる税金です。

そんな税金アリ?と言いたくなるようなものではありますが、過去実際に導入した国があります。

それがブルガリアです!

その時の結果がどうなったのかと、今回初めて知った「かほく市ママ課」について調べてみました!

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1.独身税とは

その名の通り、独身である人に対して掛けようという税金です。

ママさん達からすると「結婚して子育てするとお金が掛かる!だから独身者は負担をして!」ということなのかもしれません。

ですが、これを導入するという事に際しては、素人目線でもとても沢山の問題があります。

思いつく事を少し上げてみると、

  • シングルマザーやシングルファーザーはどうするのかという事。
  • 独身でいる事が問題視されるような風潮を生む原因になる事。
  • 偽装結婚等の税逃れが発生する可能性がある事。
  • 独身者=既婚者より生活が楽という訳ではない事。

素人の目線で見ても、こういった問題が出る事が容易に想像できます!

特に最後の「独身者が既婚者よりも生活が楽という訳ではない事」というのが個人的には問題だと思います。

仮に独身税が導入されて「この際結婚しよう!」となるのならば良いですが、僕のように相手もいなくて独身の方は、ただただ負担が増えるだけになります。

また一般的にですが、生活コストというのは家族が多いほど多くなるものばかりではありませんよね。

例えば「年収200万円の独身者」と「世帯年収1000万の5人家族」では、一人当たりの収入は同じでも、同じ生活水準にはなりません。

光熱水費等を考えると、世帯人数が増えれば割安になります。

もちろん例外もあるでしょうが、ほとんどの場合において、前者は低所得者で後者は高所得世帯といえるでしょう。

こういった独身者から税金を取って、そこそこ所得のある世帯に振り分けるという事になってしまうのです。

これは明らかに問題ですよね!

2.かほく市ママ課とは?

この独身税の提案をした石川県の「かほく市ママ課」とはどんな組織なのでしょうか。

気になったので調べてみました。

するとこんな紹介がありました。

「ママは、マチの育て親にもなれる」このコンセプトに基づき、2016年1月から石川県かほく市役所に“かほく市ママ課プロジェクト”がスタートしました。

プロジェクトチームは、3歳未満の子を持つママ10名で構成。

子育ての環境や暮らしの仕組みを、ママたちが軸となり、ママならではのアイデアをマチづくりに反映し、より一層子育てに優しいマチを目指しています。

引用元:https://ishikawa-note.jp/contents/city/69

「子育てをする母親の視点をまちづくりに取り入れよう!」というもののようですね。

今までには、ママが気軽にリフレッシュできる場所として「ママカフェ」というものを作ってイベントを開催したり、かほく団欒フェアというイベントを東京で開催し、かほく市の住みやすさを体感してもらったりしているようです。

今回の独身税提案もその一環という訳でしょう。

しかし、もう少し考えた発言はできなかったものでしょうか。

北國新聞によると、かほく市ママ課は、

「結婚し子を育てると生活水準が下がるので独身者に負担をお願いできないか」

との提案をしたそうですが、これは前述した問題を一切考えていないから出てくる発言だと思います。

この発言を聞く限り、僕には「子供がいるとお金が掛かる」→「じゃあ子供のいない独身者に負担してもらおう」という至極単純な考えに聞こえてならないのです。

全く独身者の事を考えていないという風にも受け取れますし、理由があって結婚できない人もいる訳なので、子供のいる自分たちが苦しいから、子供のいない人は苦しくないだろうみたいに受け取られる発言は、控えるべきだと思いますね。

3.導入国ブルガリアでの成果は?

さて、そんな独身税ですが、過去にブルガリアで導入されていた事があります。

言い方から分かると思いますが、すでに廃止されております。

実際にブルガリアで導入されていたのは、1968年〜1989年の21年間で、目的は少子化対策でした。

将来的に少子高齢化による労働力不足が予測され、国が「国民に結婚してもらおう」「結婚したら子供を産んでくれるだろう」という目論見でした。

要するに「独身者への罰ゲーム」のようなものを用意し、結婚を促したという事です。

どのくらいの税率だったかというと、なんと収入の5〜10%というなかなか大きな額でした!

仮に20万円の収入があれば、最大2万円、最低でも1万円も徴収されてしまうのです。

独身税を取られるくらいならと結婚する方もいたかもしれませんが、すでに廃止されて久しいように、この政策は失敗に終わっています。

独身税を導入した結果、出産率が2.18から1.86に減少してしまったのです!

失敗の原因は、金銭的に余裕のない方達は結婚から遠ざかり、独身者は独身税のせいでお金を貯められず、「お金がないので結婚できない→子供も作れない→お金が…」という負の連鎖に陥ってしまったからでした。

さらに最初に僕があげた中にもあった、独身税逃れの偽装結婚を助長する可能性が高くなり、21年で廃止となった訳です。

結論をいうと、完全なる失敗に終わり、税収入どころではなかったという事です。

ただ単純に導入するだけでは、日本でも同様の事態になる事が目に見えていますよね!

4.まとめ

かほく市ママ課と独身税導入国のブルガリアの事についてまとめました!

独身税を今すぐ導入しましょうとはならないでしょうが、その存在自体は結構前から囁かれているだけに、現実になる日が来るかもしれません。

ですが、僕のような税の素人ですら、ここまで問題が見えているのに国が導入をするとは思えません。

なんとなく子育てママの意見が強くなりがちで、押し切られたりはしない事だけが心配です。

どうにかして支援はしてあげたいという気持ちはありますが、どうか独身である事が罰ゲームであるみたいにはならないようにして欲しいところですね。

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