文民統制(シビリアンコントロール)とは?わかりやすく意味を解説!

安倍総理が憲法9条に「文民統制」を明記するとして話題になっていますね!

文民統制は英語で「シビリアン・コントロール」と言いますので、こちらを聞いたことがあるという人もいると思います。

ところで…文民統制って何?という人結構いるのではないでしょうか?

かくいう僕もそういう1人なんですけどね(汗)

というわけで、ニュースに置いてきぼりにならないように、文民統制について学んでいきましょう!

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1.文民統制(シビリアンコントロール)とは

文民統制というのは、民主主義国家において、軍内部の人間ではなく、国民(文民)の民意を反映した政府が軍隊を統制する決まりの事です。

もの凄く単純にいうと、国民の代表である政府や政治家が、軍人よりも権限が強くエライ!って感じですね。

文民(国民、政府、政治家)>軍隊(自衛隊)といった図式です。

日本でいうと、自衛隊の最高指揮官が内閣総理大臣である事が、文民統制の一つにあたります。

仮に自衛隊が外国からの攻撃に対抗して動くとしても、軍内部で勝手に動くことはできず、政府の決定によって動くことになります。

国民が選挙で選んだ政府、政治家が、国民の意見と見なされ、間接的な感じもしますが、国民自ら軍隊を動かしているといった状況こそ文民統制なのです。

また防衛省というものがありますが、防衛大臣等を含め政治家が軍部の予算や人事を決めていますよね。

こういった事も文民統制の一つです。

先に説明した事も合わせて、どちらも現職の軍人ではなく、国民の中から選挙で選ばれた代表(文民)が指揮をとっています。

これが文民統制がが取られているという事であり、民主主義の基本原則であります!

アメリカなんかでも文民統制が取られており、大統領が軍のトップです。

現職のトランプ大統領も、国民の代表(文民)でありますからね。

2.文民統制の例

文民統制がしっかりと機能していなかった戦前の日本では、勝手に軍隊が動き、戦争を起こしたりもしていました。

また軍人や軍部の権力が、政府よりも強かったりした事もあります。

主に第二次世界大戦中の状況がそうだったのです。

一般市民が戦争なんかしたくない!と思っていても、軍隊が勝手に他国と戦争を始めてしまったりしたら、そりゃ困りますよね。

逆に、文民統制がしっかり機能し過ぎていても問題は起こり得ます。

こんな戦争をしても意味がない!と軍が判断しても、政府の決定によっては戦わざるを得ないのが、文民統制なのです。

第二次世界大戦中、ドイツのヒトラーは軍部をロシアやポーランドに侵攻させますが、これはシビリアンコントロールによって命令したものだと言われています。

軍部は侵攻を反対していても、民意で選ばれたヒトラーの命令に逆らえなかったという事ですね。

現在の日本では自衛隊法により、国会の承認を得て総理が命令を出すようになっているのでそうはなりませんし、自衛隊も総理の命令よりも憲法を重視する義務がありますので、明らかな憲法違反命令には抵抗も認められています。

3.なぜ明記するの?

文民統制(シビリアンコントロール)を明記するという事を、安倍総理が発言したのはなぜなのでしょうか?

まずそもそも民主主義の原則であるので、明記するまでもないのでは?という声もあります。

今回こういった発言を安倍総理がしだしたのは、先日の南スーダンPKO活動の日報隠蔽騒動からだと言われています。

稲田朋美防衛相(国民側)と、陸上自衛隊(軍隊側)の主張が食い違うということが起きて、稲田氏の統率力が問題視されていました。

まさに文民(政治家)<軍(自衛隊)になってしまって、文民統制が働いていないですよね。

安倍総理は衆院選の前に、こういった軍部優先的な不安を払拭したいと考えているのでしょう。

ですが、文民統制を明記するという事は、自衛隊を正式に軍隊と認めるようなものだと思うのですが、それは良いのでしょうかね?

4.まとめ

文民統制(シビリアンコントロール)について調べました!

今まで、知らなかった事を調べてだいぶ苦労してしまいました(汗)

あんまり分かりやすく感じなかったらゴメンナサイね。

今後も色々と議論がなされそうな問題ですから、注目が集まりそうですね!

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